おふくろの味はちょっとだけ切ない

 

このあいだの日曜、高知に帰っていました。

母がてづくりの料理を準備していてくれて

久しぶりの実家の雰囲気にほっこりした。

父の希望のとんかつと、煮物。

四方竹やツワ、ごぼうこんにゃく、大根、鶏肉など。

茄子のサラダ、すまし汁。

こんな普通なごはんが沁みるなぁ。

 

今日の晩ご飯は持たせてくれた煮物の残り、栗ご飯。

ツワがおいしい。ちょっと灰汁があるのがまた。

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ただ、作りかたを聞くと

「だしの素をいれるんよ。」と大抵言われます。

母しか作れない味なのは確かだけど

それがちょっと切ない。

でも落ち着く、だいすきな味です。

 

小さなころから

山菜を採りに行くのが当たり前の日々だったことや

自然とともに生きてるって実感する機会を

多く持たせてくれたことには感謝していて

父の実家が漁師町で山も近かったので

新鮮な魚、猪や撃った鳥の肉などが身近にあり

産直にもかなり頻繁に行ったし、日曜市に行ったりと

素材に関して不自由なく豊かにしてもらった。

ありがとう、と次帰ったとき言おう。

 

今日はなんだかぼーっとする日だったので

早めに寝ます。おやすみなさい。