「怖さ」

 

知らないことを初めて経験することは、怖くて、いつも怯えて。

でも実際やってみるとなんてことなくて。その繰り返し。

 

はじめての自己血貯血。手術の出血を補うための血液を予め貯めておくというもので、私の手術は合計で800ml貯血。400mlずつ貯めていきます。

献血もしたことがなければ、実は注射自体もあまり好きではありませんでした。でも、年明けからたくさん針を刺して採血したり注射うったりしてきていたので慣れてしまっているのか、今回の貯血も何ら痛みは感じず。普通の針よりは太くて最初はびっくりしたけど、とても上手な先生に当たったんだと思います。包丁で指を切ったほうがよっぽど痛い。

 

しっかりと血管を捉えて、血液が点滴バッグのようなものに貯められていく。貧血を指摘されたこともあって、貯血中の気分の悪さとかふらふらを心配していたけどそれもなくて。手術終わって元気になったら気軽に献血もできるようになるかなと思ったりして、少し前が明るくなった気がしました。

 

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終わってからたくさん鶏肉食べたし、体は全然大丈夫です。食べることをなによりも大切にしはじめたから、きっと乗り越えられる体になれたのかもしれない。

 

ここ2ヶ月で検査をいろいろしたので休みも飛んだしお金もかかってしまったけど、苦しみの経験値や未来への設備投資はこれからじわじわと「健康」とか、「人生の深み」とかに還元されていくだろうと思ってこれからも乗り越えていきたいなあ。こういう機会をもらってから、今までよりもっと生活をもっと大切にしていこう、と行動に移すことができたので、ありがたいことだなと思ったりしています。

はじめてのことは怖いけど、歳をとっても何でも挑戦し、怖さに打ち勝つ強さを持っておきたいと思う。