包丁の持ち方、正しく持って自分にやさしく。

 

この頃仕事中や、家で料理するときに

意識的に包丁の持ち方に気をつけています。

 

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大量の野菜を仕込んだりするとき、気づいたのです。

なぜか人差し指を沿わせてしまう癖。

力が要る食材になるほど、

なぜか「☝︎」こんな形で包丁を握ってるみたい。

 

個人的にきになるし、筋を痛めそうなので、

包丁を使うときに意識することをまとめて

意識しながら直そうとしています。

 

作業中意識すること

  1. 刃に近い部分を握るように持つ
  2. まな板と刃が垂直に交わるように持つ
  3. 刃先3cmぐらいのところで食材を切る

(ちなみにわたし、左利きです)

 

  1. 刃に近い部分を握るように持つ

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理想形はこんな感じです。

柄の部分だけで持つと、力が伝わらないから

しっかり腕の重みを包丁に伝えられるよう、

体の一部のように包丁を握る。

 

2. まな板と刃が垂直になるように持つ

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木のまな板の場合は特に気をつけています。

土井善晴さんのコラムを見て、

まな板の傷つきが食材の衛生面にも関わる

ということを知ったのと、

山口飲食のさき先生の美しい姿勢に憧れて

心がけるようにしています。

左足を斜め45度に開いて(右利きは右足)脇を締めて。

やってみると意外にきついです。

 

3. 刃先3cmのところで切る

包丁でよく切れるのはこの部分。

意識してないと、ついつい根元に向かってしまうので

気づいたときには直しています。

繊維を傷めないように切ることが大事

武士になって切腹するとき

すぱっと首を落としてもらったほうが

痛くないからね…(例えが変。)

もちろん刃先のメンテナンスも同じく、

いつでも切れる包丁で切ることは

食材にとっても負担が少なくなるばかりか

自分のためにも良いと思うので気をつけています。

 

なかなか意識してないとなおりませんが、

ちょくちょく気をつけたい。

正しく持つということは

自分にやさしくすることと同じことだからです。

体に負担なく、楽に、体の一部のように。

持ち方を習得してから、速さを極めて

包丁を使いこなせるようになりたいです。