鉄は熱いうちに打てとは言うけれど。

 


小さい頃から関わり続けている音楽、

演奏者から離れて5年ほど経つんですが、やっぱり、

戻りたいなあという気持ちが強い。

ちなみに高校まではピアノ、

大学4年間は邦楽部で尺八を吹いていました。

 

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この前、邦楽部でお世話になった先輩や先生と

飲みに行く機会があった。

社会人になってもなお、

演奏者で在り続けてる格好いい先輩おふたり。

(師範免許持っているし、死ぬほどうまい)

邦楽と距離感を保ちながら、

子育てと新しい挑戦を楽しんでいるT先輩。

そして、音楽をすることが

既に生活の中に組み込まれている尺八の先生。

お話をきけて、すごく刺激を受けました。

そして、すぐにでも行動したい気持ちに

駆られました。

 

高校野球みたいな青春な感じが楽しい。

と仰る先生。

大人数で同じ曲を吹くときの

尺八の音の層が好きなんだ、と。

音程が安定しない楽器なので吹く人によって

音色も音程も微妙にずれるから。

調律されている楽器を長年やってるので

音程の正確さについては厳しかった私。

でもそういう捉え方があるんだと、

新しい発見でした。

 


あと、自分で買った尺八で練習してても

なんだかしっくりこなくて、

もう少し細身で、厚みも薄めの竹がいいなぁ

なんて思ってて

だけど技量が足りないのかもしれないって

悩んでることを

思い切って先輩に相談したんだけど、

多分、今の尺八は

私にはあんまり合わないんじゃないのかな。

というアドバイスを受けて

自分に合った尺八を

探してもみたいなあとも思った。

天然の竹を使うものだから、

一点一点癖が違うので

相性ってあるみたいで。

 


仲良しのひとつ上の先輩も、その話をしたら、

とんとん拍子で話が進み、

先生に声をかけてくださったり。

とってもありがたい話だなあと、

ひとのつながりに感謝です。

 


尺八で自分の感情を音に乗せて表現したい。

私の友人や、周りの人だけでいいから、

和楽器を身近に感じてもらいたい。

演奏する楽しさ、誰かと一緒に

曲を作り上げる楽しさを感じていきたい。

できることなら、自分の音楽暦を活かして、

ギターとかいろんな楽器と

合わせてみたい。

そんな気持ちが

とても高ぶっている今日この頃。

 


だけど、歯列矯正中の我が身。

年末には大きな手術が待っていて

口元が大きく変わります。

尺八は、顎と唇、息の軌道、を組み合わせて

音を出す楽器。

今動いても仕方ないんです。

だから待つしかないんです。

もどかしいけど、もう少し、我慢だな。

 

 

身体と、気持ちと、環境が合うときは

すぐに行動できちゃうけど

どれかが揃わないと、動けないんだって。

 

今は動けないけど、
でも、噛み合わせによって音は良くなった、と

耳より情報を得られたので、

楽しみにしておこうと思います。

演奏を聴きに行ったり、音楽を聴いたりして

邦楽からは離れないでいよう。

あまり馴染みはないかもしれませんが、

邦楽って本当に格好いい。

音楽ジャンルのひとつとして、

並べていてもらいたいなと思う。

 

中井智弥+岩田卓也(和の煌めき) " 道成寺 " - YouTube

code"M" 【Harmony of Oriental 和楽】_午前二時の青い猫 - YouTube

岩田さんは情熱的で、息遣いがすごい。

生の演奏はほんまに泣いてしまうほど。

1曲目と2曲目では表情が全然違う。

ちなみに2曲目のcodeMは邦楽部の先輩が

マネージャー的存在で関わっている音楽集団。

今のわたしがいるのはこの方々と出会えたから

といっても過言ではないです。

箏(こと)の中井智弥さんの演奏、

ちゃんと聞いてみたいなあ。

 

Superstition-Stevie Wonder-Japanese Cover-Shakuhachi-NHK Blends - YouTube

おしゃれな三味線のバンド。

先輩が教えてくださいました。

小湊さんの演奏は聞いたことないけど、

とても音色が美しいし綺麗で昔から憧れ。

ちなみにこのバンド、

12月、徳島に来ます…!!!

聞きにいく予定です♩

 

聴きやすい3曲を並べてみたけど

はまってくると古曲とか、おすすめ。

それはまた別の機会にということで。

ぜひ邦楽の世界に触れてみてほしいです。