記憶力がないので、もう1つの脳をつくる

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最近汽車の中で読んでる本。

ちびりちびり噛み締めながら読んでいます。

 

外山滋比古さん。

高校の教科書にいらっしゃった気がする。

この頃から物語より評論文好きだったので、

よく読み込んだ覚えがある。

 

その中で、著者が思考を整理するために

ノートをとることを推奨しています。

そして寝かして、熟成させ、忘れた頃に見返して

話のネタになるものをまた違うノートにふくらませて書く、

という作業をするそうなのです。

 

ノートを書いて、頭の中の膨大な書類を整理する。

いったんそれは忘れて、あとで見返して

「ああ、あのときこんなことを考えていたんだ。」

と、また脳にインプットされるときには、

食べごろになっている、というのです。

 

ノートにもう1つの脳をつくるってことなのかなぁと思います。

頭の中の膨大な情報を抱えられる場所がもう1つあれば、

混乱することも少ない気がして、

頭のなかで考えることもすっきり整理整頓できていくのかも。

 

わたしは、常にものごとを考えている状態。

「考えすぎ」だとも言われますが、

こればっかりは無意識にやってしまうので仕方ない。

例えるとするなら、ログが残らない脳内のTwitter

投稿し続けているようなものなんです。

断片的に、いろいろなことを考えては、

すぐに忘れる…それはもったいない。

考えたことをネタ帳のようなものに書き留める癖をつけるように、

今日からはじめてみたいと思います。

きにしない、忘れる、を逆手に取る

 

 

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ずっと眺めていたくなるなぁ、オビカカズミさんのイラスト。

 10月もぼちぼちがんばっていきます。

ブログをうまく書こうとするよりも、文章を書くことに慣れていきたいと思うので、読みづらいかもしれません。

でも、書いているうちにうまくなればいいな、と思って支離滅裂だけど書いていこうと思います。

よろしくお願いします◎

 

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(最近ツイッターをはじめてみました。)

 

この日は平日にもかかわらず、土曜並みに人が来店したので忙しい日でした。

でも仕事中、体の調子が万全じゃないことを忘れて必死に仕事して、後で、あ、しっかり休めてなかったけど、「忘れる」ことによって、動けちゃうものなんだと思ったことでした。

 

この頃「気にしすぎる」ことが多くて、例えばこんな体調万全じゃない日は、体力が万全じゃないんだから、と自分を思考から「疲れてる」と決めつけてしまうことがあって…。

「わすれること」って実は良い活用法があるんだな、と気づくことができました。

 

「気にしない」とすると逆に意識が集中して忘れられなくなるので、別のことに考えることで行動に変換できる体力が残る。

その日から、考え込んじゃいけない場面や、考え込むより別のところに熱量を使いたいときに、読書やラジオなどからのインプットを取り入れるようにして、避けるようにしています。

頭の中でチャンネルを変えられたら良いけど、なかなかそれができないから、外部の刺激によって変えてもらう。

そうすることによって、気持ちから行動に移すことができたり、自分の中のエネルギーをうまく循環させることができるんじゃないかなぁって思います^^

 

なんでも、行動に移す前に考え込んじゃって、時間切れになったりすることが本当に多いわたしは、頭の中に考えることがたくさんすぎて動けなくなったりする。

考える内容は全然普通のことなんですけど(笑)

考えること行動すること合わせて「体力」って作られているんじゃないかと最近思うことが多いです。

だから、思考に振り切れてしまって動けなくならないように、じぶんをうまく操縦したいです。

 

言葉のかけらをストックしておこうと思っているこのツイッター、もし、興味のある方はフォローしてください^^

ちなみに「L」が10個並んでます(笑)

ゲストハウスに泊まって気付いた時間の使い方と、読書の仕方。

 

8月最後の土日、京都に行ってきました。

 

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すてきな出会いで、そのことはまたお話ししますが

今回はゲストハウスを使ってみた話。

 

まずチェックインして、鍵を開けて中に入ってみました。夜だったので、部屋は真っ暗。二段ベッドが3つあって、それぞれ自分のベッドが居場所です。

 

 泊まってみて、2つの気付きがありました。

 

ひとつめ。

 

"周りにあるものが「やりたいこと」しかないとき、有意義な時間を過ごせる"

 ベッドに持ち込んでいる荷物は1泊2日の荷物だけ。もう荷造りも済んでいるし、シャワーもすぐに浴び終えた。22時。寝るには早すぎる。手元には、本と携帯のみという状態に。

 半ば読むしかない状況で本を読むことは、読まなければいけないという強制力ではなくむしろ、読む時間を与えられていると思いました。

 実はその前に夜カフェで本を1時間くらい読んでいたのですが、集中して読み進めることができていました。そんな自分を発見できたことは大きかったなあと思います。

 あの日は結局12時過ぎまで本を読んで過ごしました。そんなに長く読み続けられるとは思っていなかったので、自分にも夢中になって本を読むことができる部分があったんだな、という発見にもなりました。 

 だったら、自宅でもその状態を作り出すことができたら、やりたいことだけをすることができるのではないか?と。

 喫茶店や図書館に行くとき、できることを誰しもするはず。たとえば、携帯しかなければ携帯を見るし、本を持ち込んでいれば読むし、誰かと約束をしていれば、基本的には話すことに集中します。逆に家にいたとしても体調が悪くてベッドの上にしかいられないときなどは、 ベッドの上で携帯を見たり、本を読んだり、回復させるためにとにかく眠ったり、考えたり。

 迷いを断ち切らなければなりません。「やること」と「やらないこと」を決めるところが鍵になっているような気がします。

 

もうひとつが、

 

「 全部の文章を理解しなくても、自分に響く言葉だけを拾っていけばいい。 」

 読んでいると、どうしても自分の頭の中に入ってこない文章もでてきます。少し完璧主義なところがあり、本の全てを理解できないと読んだことにならないと思って、文章が頭に入ってこない時点で本を閉じることも少なくない私。再び開くこともあれば、読む気分になれなくなることもあります。そんな自分に罪悪感を抱くことも。

 でも今回読むのをやめないで(半ば無理やり).読み進めてみたら、数ページに一回自分に響く言葉が出てきて、そしてまた頭に入ってこなくなる部分が…と繰り返すようになって。その時に、響く言葉ってそのときの自分に合う言葉だったり、求めている答えだったりするのかも、と思いました。もし違う時期に読んだら、そのときの自分に響く言葉も変わるかも知れない。何度も読み返すうちに、その本の一部分が自分にしみ込んでいく感覚を味わうのも楽しみだし、全部の文章を理解するのも、それからでいいのかも、という考えになりました。それを発見できたことだけでも泊まってよかったなと思いました。

 

 それでは、また。

サリーガーデン公演 in 観音寺 準備編

農園を営む、秀太郎さんのお話からはじまった、

「サリーガーデン」という作品。

全5回ある中の第2弾の公演が、8/16観音寺のホワイトハウスさんにて大盛況で終えることができました。

今回は準備編でお届けします◎

 

今回場所を貸していただいたのは、

観音寺のホワイトハウスさん。

ジャズのライブもできるカフェです。

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ジャズが似合う店内にはグランドピアノと本格的なPA機材。

 

前日入りして、各担当に分かれて準備。

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映像と総合演出担当のまいさん。

チームをしっかりまとめてくださって、尊敬しっぱなしでした。まいさんの掛け声で気持ちが引き締まって、「みんなでがんばろう!」という気持ちの団結につながったと思います。

ちなみにこの写真に映っている冊子はこの旅のしおりで、しっかりとしたタイムテーブルと地図、お楽しみページまであり、旅がますますわくわくしたものに。

 

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料理班はラタトゥイユを仕込み。

マネージャーの紗織さんのおかげで、滞りなく終えることができました。

お野菜は秀太郎さんの農園で採れたものや、近所の方におすそ分けいただいたもので、ひとつひとつが美味しい。

それをひとつの鍋にまとめるのはなんだか、このチームが個性がありながらもまとまっていく様子に似ているなぁなんて思っていました。

試作通りに作ってみたのですが、やっぱり少量作るのと30人分作るのは、違うなというのが率直な感想。

予想はしていた水分と、予想してなかった味の違い。

味を見ながら材料を後から追加していきました。

「素材の味を最大限に生かす」ため、調味料は最低限で。

そして冷蔵庫で一晩寝かせて味を馴染ませると

冷たくて夏にぴったりなひとさらになったかな、と自分でも満足する出来になり、ほっとしました。

 

 

そして本番の日を迎えました。

本番前、リハーサルがあったので、マネージャーの紗織さんとホワイトハウスの奥さんと何度も時間の打ち合わせを。

2部成になっており、1部と2部の間の休憩時間でお出しすることになっていたので、時間と手順を何度も確認しました。

 

合間にはこんなことも。

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普段はカメラマンとして様々な現場で活躍してる、有安ありさんが撮ってくださったお写真!

背景とあいまってすてきに撮ってくださっているのがさすがです…!

ありさんはこのサリーガーデンの脚本も担当していて、物語の雰囲気とあわせてほっこりしたことばが コノハコトノハさんの声と合わさると、、、!

ぜひ声と合わせて聞いてもらいたいなぁと思います。

 

そして、リハ。本番さながら真剣に。

私は時間を見ながら、脳内シミュレーションして、

本番はきっとちゃんと見ることができないと思ったのでしっかり公演を楽しみました。

2月に話していたことが、もうはじまろうとしている緊張感とわくわくで心の中は満たされて、久しぶりの演奏会の前のような気持ちに懐かしさも感じながら、本番へ。

 

また本番のことは改めて、お話ししたいと思います!

 

BGMは「僕らの音楽」でどうかお願いします。

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こんばんは。(草彅剛風に)

僕らの音楽」わかる人ってまだいるのかな。

あの大人な金曜日23時好きだったんですよね。

 

ショットグラスのサイズ感が、梅酒飲むのにぴったり。奈良のベトナム雑貨屋さんで買いました。笑

来年は自家製梅酒で一杯やりたいです。来年の自分にやくそくしとこ。

 

数日前に、8月の予定を立ててみては、というお話をしました。

「やらないことを決める」

頭に刷り込ませ、自動的考えられるように鍛えていこうと毎日やってて、これもトレーニングなのでうまくいったりいかなかったり。でもやってみてから自分に合うかどうか見極めたいから、今月はとりあえずやってみます。

 

それに加えて、「夏休みの宿題」と題して、勉強したいことを課すことに。

「夏休みの宿題」の中でプリント冊子やノート1冊仕上げる宿題の1ページ目はきれいに書きたい性格だったのでうきうきして持って帰った記憶があります。まぁもちろん後半はどうでもよくなっちゃうのですが。笑

日によって字が気に入らなかったりするけど、毎日書かなあかんっていう。

 

話をもとに戻します…

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こんな風に、私の場合お盆明けから2週間くらい休みがあるので、予定を立てて、徳島にいる間や、実家にいる間、料理や勉強をしようと思ってるけど、

多分、絶対やらないと思う。笑

 

例え話で、退職したら時間ができるからやりたいこと全部やる!と決めてた男性が、実際退職を迎えたらやりたいことがなくて毎日退屈してる。というお話があるそうです。

それはあながち間違ってないと思ってて、多分時間があったらやろうはばかやろう。という教訓だと思ってます。自分に叩き込んで、今日からはじめたいと思います。

 

実際、大学の頃バイトと部活を掛け持ちしてて(部活がない日は全てバイトに費やしてた)、集中講義と、イベントの企画立てて実行委員もしてた時期があって、それはもうキャパオーバーだったんですけど、その中で雑貨屋さん行ったりしてたのです。合間に息抜きいれたり、ようそんなことできたな。(若かった)と思いますが、

 

仕事で大変な今からできるようになる練習をすることで、時間の使い方もうまくなれると思うし、仕事休みだったら自由に使える10時間だかの仕事の時間をまた違うことに注ぎ込むことができるのはなんかお得だなーって思います。自分は時間があると全てマイペースに進めて時間が押してしまうので、気をつけようと思います。

 

それでは、今日からの寝る前の1時間、いちばん知識が吸収しやすい時間帯にさくっと勉強して寝ようと思います。おやすみなさい。

 

「旅と器と」とこれからのはなし

 

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 今日はこちらの個展へ。

鎌倉にアトリエがあるAt Home Works

林彩子さんのうつわ。

 

 うつわを買うときは、可能な限り実物を見てから買うようにしています。作家ものは一点一点表情が違ってて、自分の料理を盛りつけたときや、写真の構図でがらっとイメージ変わるのが面白いなと思う。同じうつわでも料理向きだったりお菓子が似合ったり。

 

 林彩子さんのうつわは、どれひとつとして同じものがなくて、雰囲気の違いに見ていて飽きませんでした。写真で拝見している感じでは薄めなのかなと思っていたけれど、意外とどっしりしてるから熱いものを入れても大丈夫そう(と思っていたら、林さんもそう仰っていました)。でも薄いのもあって、薄めがすきだから気づいたら薄めのを手に取ってしまう。うつわだけでも存在感があるから、置いているだけで絵になるけれど、盛り付けたら料理を引き立てる。布キャンバスのような質感とやさしさが伝わってくる。

 今から使うのがとっても楽しみ。

うつわは料理を引き立ててくれる、なくてはならない存在。今後作家さんとお料理のコラボとか、スタイリングとかやりたいなと思ったことでした。

 

話は変わりますが、

そもそも、私がAt Home Works(林彩子さん)のうつわですてきだと思ったのが、コンセプトが「旅と器と」というところ。

今日お話を聞かせてもらって、

必要としてくれるひとの元へ飛んでいきたい

という思いが更に強く大きくなりました。

 

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「旅する料理教室」が実現したら、全国でわたしみたいに悩んでるあなたに伝えられることがあるかもしれない。やりたいことがある人の悩みも、ない人の悩みも、両方すごくわかる。それが料理と絡んでても、関係のないことでも、「生活を整える」という基盤つくりをお手伝いすることはできる。

 

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 生活を整えることによって、

仕事が大好きなあなたや、目指している夢があるあなたは、仕事も夢も最高の私で居られる。

夢がなくて探している、今から抜け出して新しい自分になりたいけど、なにになりたいのか分からない、って思ってるあなたは、やりたいことに気づける自分になれる or いまの暮らしに楽しみを見出すことができる

 

そのお手伝いができたら、きっと私も最高の私で居られると思います。そして私自身、いろんな人とお話をする中で、色んな価値観を吸収していきたいって気持ちがとっても大きい。そして、その思いをそっとお料理に乗せていきたいんです。話を聞いているだけだと溜め込んじゃうので、循環させるのが理想。

 

 まずは、お盆の仕事を元気にやり切って、16日のサリーガーデン公演を成功させられるよう、私自身が生活を整えて最高の私でいられるように、自分をとびきりだいじにします。

それから、どうなっていくのか未知数で楽しみなのですが、この徳島で、料理のお仕事で修行しながらちいさなお教室をやって、経験値を積み上げてからのほうがいいのかなぁって思っています。

 

そんなことを考えられた休日、こころの充電満タンにできました。相談に乗ってくださった林さん、ありがとうございました^^

またどこかでお会いできたらいいなという気持ちでいっぱいです。

8月の目標

 

この前の日曜日に、

1日の中で自分の時間ってどのくらいあるんだろう。と

ふと思ってノートに書き出してみました。

 

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6.5時間。

そこから家事やお風呂などの時間をひいたら

4.5時間。

 

絶対的時間は少ないのはわかってる、

でも、「時間がないからやらない」は避けたい。

それならば、この4.5時間を無駄にしたくない、と思いました。

 

お茶いれてほっとしたいし、トイレ掃除、ブログを書いたり、朝ごはんの仕込みしたり、勉強、趣味のノートを書いたり、読書、散歩、これからのことをじっくり考えたり、友達とLINEのやり取りもしたいから。

 

全部は無理だけど、やることは日替わりでいいから

24時間を生産的な時間にするための

第1ステップが、8月の目標です。

 

「やらないことを決める」のと

いまの自分がやりたいのは「これ!」って決められる

頭がクリアな状態にしていくこと

最近はそれを意識していて、帰りの汽車の中で

今日のやらないことを考えてみてる。

 

寄り道をしないでおうちに帰れるように、

やりたいことがすぱっと見つかって、それが実行できる状態を

頭の中で作り出せるようになりたいです。

 

まだ全然思考回路が成り立ってなくて

汽車の中ではスイッチが落ちるので

寝ちゃったりしてまだできないけど、

毎日の積み重ねでできるように

トレーニングトレーニング、です。

 

ちょうど夏休みの時期だから、

「夏休みの宿題」みたいに自分に課してみようと。

あなたの夏休みの宿題、決めてみませんか。